【日経コンピュータ】IBMと富士通は事業変革の相談相手なのか~ユーザー企業が知るべきGAFAMとの違い~
IBMと富士通は事業変革の相談相手なのか~ユーザー企業が知るべきGAFAMとの違い~
日経コンピュータの連載に「IBMと富士通は事業変革の相談相手なのか~ユーザー企業が知るべきGAFAMとの違い~」が取り上げられましたので、紹介します。
ユーザー企業が求める協力者
- DX、AIに取り組む企業
- 協力者を見極める従来のIT企業の姿勢
- 新社会基盤への取り組む企業に注目
IBMの姿勢
目指すは「枠を超えてテクノロジーで実現する世界」
インフラ基盤
ハイブリッドクラウド
- パブリック、プライベート、オンプレミスの組み合わせに対応
サービスによる付加価値
アプリケーション基盤
- 様々なアプリケーションプラットフォームを提供する
- 例)金融業向けのデジタルサービスプラットフォーム(DSP)
- 勘定システムとの連携
- 銀行が開発する新たなWebサービス、Fintech企業のサービスとの連携
- 金融システムで必要な機能を搭載
- 認証
- 資金移動
- AIによる分析
- 既存システムとの連携
富士通の姿勢
DXビジネスへの転換
- 要素技術を統合し、DXビジネスを実現
- 社会、事業、生活にデータを巡回させ、価値を創造
- コンサルティング、サービスを手掛ける
3本の柱
IT基盤
アプリケーション基盤
- OpenShiiftを使用した開発環境
- AI、ブロックチェーン、セキュリティ機能を搭載、利用可能
マネージドサービス
- IT基盤、アプリケーション基盤の両方の開発、運用を支援
GAFAMとの違い
似通ったIBMと富士通
- 酷似したIT基盤、アプリケーション基盤への取り組み
- システム開発と運用のプロという姿勢
- コンサルティング部門に注力する姿勢
- モノづくりを担う姿勢
- 新たなコトづくり(事業づくり、体験づくり)は顧客企業
- 必要となるモノづくりを担う
- あくまでも顧客事業を支援、事業への参入はしない
※金融サービスは行わず、金融業の顧客を支援
コトづくりを進めるGAFAM
- 社会基盤を見据え、ITを組み込んだコトづくり(事業づくり)
- 顧客支援ではなく、自らが参入
- コトに関わるデータを蓄積
ユーザー企業の選択
- 情報システム責任者はどのIT企業を協力者にすべきか
- 事業と戦略とに合わせた検討が必要